はじめに
「Roblox Studio」のインストール方法と基本操作をまとめてみます。
Roblox Studioのインストール方法
Robloxアカウントの作成
Studioの利用には、Robloxのアカウントが必須です。まだ持っていない方は、先に公式サイトでアカウントを作成しましょう。
インストーラーのダウンロード
アカウントを作成(またはログイン)したら、Robloxのサイト上部にあるメニューから「作成」タブをクリックしてください。
「作成を開始」というボタンが表示されるので、これをクリックすると、お使いのパソコン用のインストーラーが自動的にダウンロードされます。
インストールを実行する
ダウンロードしたファイル(WindowsならRobloxStudioLauncherBeta.exe、MacならRobloxStudio.dmgのような名前です)を見つけて実行します。
画面の指示に従って進めれば、インストールは自動的に完了します。
初回起動とログイン
インストールが完了したら、Roblox Studioを起動します。ステップ1で作成したアカウント情報を入力してログインしましょう。
基本画面の見方
ログインすると、テンプレートを選択する画面が表示されます。「Baseplate」や「Classic Baseplate」を選ぶと、何もない平らな土地からスタートできます。

起動直後の画面はボタンが多くて少し戸惑うかもしれませんが、大丈夫です。まずは、4つのウィンドウの役割だけ覚えましょう。
① 3Dビュー(メイン画面)
ゲームの世界が映し出される、一番大きなウィンドウです。ここでパーツを置いたり、地形を作ったりします。
- カメラの回転:マウスの右ボタンを押したまま動かす
- カメラの前後左右移動:キーボードの「W, A, S, D」キー
- カメラの上下移動:キーボードの「E, Q」キー
- ズームイン/アウト:マウスのホイールを転がす

② エクスプローラー
ゲームの中にある、全ての「モノ」が一覧で表示されるウィンドウです。パーツ、スクリプト、照明、地形など、ゲームを構成するあらゆる要素がここにあります。ここでモノを選ぶと、3Dビューでもそのモノが選択されます。

③ プロパティ
エクスプローラーで選択した「モノ」の詳細設定を変更するウィンドウです。色、大きさ、透明度、材質、名前など、細かいカスタマイズはすべてここで行います。

④ ツールボックス
他のクリエイターや公式が公開しているモデルを無料で使えるライブラリです。車や木、建物などをドラッグ&ドロップで簡単に配置できます。
※一部のモデルには不具合のあるスクリプトが含まれている場合があります。使用する際はスクリプトを無効化するか、慣れるまでは使用を控えましょう。

実際にオブジェクトを操作してみる。
それでは、ゲーム作りの基本となる操作を実際に試してみましょう。
パーツ(ブロック)を置いてみよう
画面上部にある「Part」というアイコンをクリックしてみてください。3Dビューに灰色の四角いブロック(パーツ)が一つ出現します。

移動・拡大縮小・回転させてみよう
出現したパーツをクリックして選択状態にした後、画面上部にある「Move」「Scale」「Rotate」ツールを使ってみましょう。
- Move(移動):矢印をドラッグして、パーツを上下左右に動かせます。
- Scale(拡大縮小):丸いハンドルをドラッグして、パーツを大きくしたり小さくしたりできます。
- Rotate(回転):円形のハンドルをドラッグして、パーツを好きな角度に回転させられます。

「アンカー」でパーツを空中に固定しよう
「アンカー」は、Roblox Studioで最も重要な機能の一つです。パーツを選択した状態で、プロパティウィンドウの中にある「Anchor」にチェックを入れるか、上部メニューの錨(いかり)のマークのボタンを押します。

【超重要】このアンカーをオンにしないと、重力に従ってパーツが地面に落下してしまいます。空中に足場を作りたい時などは、必ずアンカーをオンにしましょう。
テストプレイをしてみよう
画面左上の「プレイ」ボタンを押すと、あなたの作った世界に自分自身のアバターとして降り立つことができます。配置したパーツがちゃんと固定されているか、確認してみます。

まとめ
この記事では、Roblox Studioのインストールから、パーツを配置して動かすという基本的な操作までを解説しました。
今回学んだこと:
- Roblox Studioのインストール方法
- 4つの基本画面(ビュー、エクスプローラー、プロパティ、ツールボックス)の役割
- パーツの配置と、移動・拡大縮小・回転の方法
- パーツを空中に固定する「アンカー」の重要性
- テストプレイの方法
まずは色々なパーツを置いて、自由に世界を作ってみることから始めてみてください。使っていくうちに操作に慣れていくと思います。

